2025/07/24 10:32

最近よく耳にする「ヴィーガンレザー」「アップルレザー」「マッシュルームレザー」などの言葉。環境に配慮した新素材として注目されていますが、実は「レザー(革)」と名乗れるのは、国際的にも、そして日本でも動物由来の素材に限られているということ、ご存じでしょうか?

国際標準化機構(ISO)や日本産業規格(JIS)では、「革」「レザー」という言葉は、動物の皮をなめして得られる素材にしか使ってはいけないと明確に定められています。

さらに、イタリアやアメリカ、スペイン、ドイツ、フランスなどの国々では、法律で「レザー」という表記を動物由来以外の素材に使うことを禁じているほど。
つまり、「ヴィーガンレザー」は「レザー」ではないというのが、世界的な共通認識になりつつあるのです。

環境配慮はもちろん大切。でも、何世代にもわたって受け継がれてきた「本物の革のものづくり」には、サステナブルであるという価値もまた、しっかりと息づいています。

Angelottiでは、「本物の素材」だからこそ生まれる深み、経年変化の美しさ、手にしたときの温もりを、日々お届けしています。

素材の名前に惑わされず、本物を手にするという選択が、きっとあなたの毎日を少しだけ豊かにしてくれると、私たちは信じています。